遊びを豊かに

ー運動・感覚ー

ー人間関係・コミュニケーションー


遊びの前に、模倣する力を育てましょう

子ども達の真剣なまなざし、手足・指先から「そっと!」を意識する様子が伝わってきます。そのための基本運動の時間を設けています。遊びを豊かに広げるには、からだの動きやコントロールする基本運動を学び、模倣する力を育てることが大切になります。


遊ぶためのステップを踏んだ練習

集団の場を作っても、周囲に子どもがいても、無関心で一人遊びになりがちとのご相談が多く聞かれます。みんなと一緒に遊ぶためには、ステップを踏んだ練習が必要になります。初めは、パオの中で、みんなと一緒に過ごせること・安心して過ごせるようになることを目指します。次いで、集団の力を借りてみんなと同じ動きの模倣につなげていきます。みんなと同じ動きをすると「楽しい!」へと発展し、「みんなと一緒にしたい!遊びたい!」へと展開していきます。場面に応じた言葉がけ「入れて」「一緒にやろう」もスタッフと一緒に練習していきます。

貨物列車

♪ 貨物列車シュシュシュ ♪ 急げ急げシュシュシュ♪ と歌いながら、貨物列車になりきります。感覚に過敏性がある子ども達は、自分がお友達に触るのは気になりません。でも、お友達が少しでも自分に触れると大騒ぎ。トラブルになりがち!大好きな貨物列車になって、チョット触られても大丈夫と感じられるよう練習していきます。半年かかりましたが、両腕が、きれいに伸びました。



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